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健康経営優良法人

「健康経営」(※1)とは?

従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。

従業員と一緒に健康の維持や増進に取り組むことで会社の活性化やイメージ、業績を向上させていく取り組みです。

具体的な取り組みは企業によってさまざまで、社内に健康器具を置く、栄養バランスに配慮したしたメニューを社員食堂で提供する、電動歯ブラシを配布する・・・。経営とは程遠いように思われますが、離職率の低下につながったり、生産性が上がり残業時間を減らせたり、就職先として選ばれる際に有利になるというような結果が出ています。

(※1)「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の商標登録です。

「健康経営優良法人認定制度」

優良な健康経営を実践している企業等を「健康経営優良法人」として顕彰する制度で、経済産業省が制度を設計し、日本健康会議(※2)が認定しています。

認定は、中小規模法人部門と大規模法人部門に分かれており、大規模法人部門おける認定制度は「ホワイト500」の愛称で呼ばれています。愛称の由来は、政府が 2020年までに500社以上の認定を目指しているからです。(2019年度、認定数はすでに大きく上回っていますが)

この認定を受けることによって、地域の金融機関の低金利融資や自治体が行う公共工事・入札審査における加点等、各地域の優遇措置を受けられることがあります。

(※2)日本健康会議とは、国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、経済団体、医療団体、保険者などの民間組織や自治体が連携し、行政の支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体です。

「健康経営優良法人」認定法人数

 大規模法人部門  中小規模法人部門
 2017年度      235法人       95法人
 2018年度      541法人      775法人
 2019年度      821法人      2503法人

多くの企業では従業員の健康増進を重要な経営課題と位置づけ、積極的に「健康経営」に取り組む動きが急激に広まってきています。

健康経営優良法人の認定取得につきましては、まず一度ご相談ください。

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